For reference when creating a website
MK-BLOG
ホーム > MK-BLOG:ホームページ制作の参考に > ホームページ制作の進め方・選び方 > Webサイトを「資産」に変える!公開後の運用とPDCAサイクルの回し方

Webサイトを「資産」に変える!公開後の運用とPDCAサイクルの回し方

資産

「念願のホームページがついに完成した!これで明日から問い合わせが止まらないはずだ」

もしあなたがそう思っているとしたら、少しだけ注意が必要です。厳しい現実をお伝えすると、Webサイトは「公開した瞬間」が最も成果が出にくい状態にあります。

多くの企業がWebサイト制作に多額の予算を投じながら、公開後に放置してしまい、結局「役に立たないお飾り」にしてしまっています。しかし、正しく「運用」を行い、PDCAサイクルを回し続けるサイトは、時間と共に価値が高まり、24時間365日休まずに利益を生み出し続ける「最強の資産」へと進化します。

この記事では、初心者の方でも今日から実践できる、Webサイトを資産化するための運用術と、着実に成果に繋げるためのPDCAの回し方を徹底解説します。

という事で、それでは今回はッ、

上記について記載していこうと思います...。

1. なぜ「公開後の運用」がWebサイトの成否を分けるのか

Webサイト

Webサイトは、看板やパンフレットのような「印刷物」とは根本的に性質が異なります。公開後に手を加え続けることで、その価値が何倍にも膨れ上がるからです。

検索エンジン(Google)からの評価が高まる

Googleなどの検索エンジンは、「情報の鮮度」と「ユーザーへの有益性」を非常に重視します。定期的に更新され、ユーザーの悩みを解決するコンテンツが増え続けているサイトは、検索順位が上がりやすくなり、広告費をかけずとも安定した集客が可能になります。

ユーザーの信頼を獲得できる

最新のお知らせが「3年前」で止まっているサイトを見ると、ユーザーは「この会社、今もちゃんと営業しているのかな?」と不安になります。常に動いているサイトは、それだけで信頼の証となります。

データを元に「勝てる形」に修正できる

実際に公開してみると、「意外なページが読まれている」「ここでユーザーが離脱している」というリアルなデータが手に入ります。このデータを元に修正を繰り返すことで、確実に成果が出るサイトへと育つのです。

2. Webサイト運用における「PDCAサイクル」の基本

PDCAサイクル

Webサイトを資産に変えるためのエンジンとなるのが「PDCAサイクル」です。

P:Plan(計画・仮説)

まずは目標(KGI)と指標(KPI)を決めます。

  • 例: 3ヶ月後にWeb経由の問い合わせを月15件にする。
  • 仮説: 「〇〇という悩みに応えるブログ記事を書けば、ターゲット層が集まるはずだ」

D:Do(実行・運用)

計画に基づき、具体的にサイトを動かします。

  • ・コンテンツ(ブログや事例紹介)の投稿。
  • ・SNSでのシェアやサイト内のバナー配置の変更。

C:Check(測定・分析)

実行した結果を数値で確認します。

  • ・Googleアナリティクス(GA4)でアクセス数や滞在時間を確認。
  • ・サーチコンソールで流入キーワードを確認。

A:Act(改善・最適化)

分析結果を元に、次のアクションを決めます。

  • ・反応が良い記事をリライトする。
  • ・離脱が多いページの構成を見直す。

3. 【実践】成果を出すためにチェックすべき3つの重要指標

初心者がまず見るべき指標は以下の3つに絞られます。

指標名 意味 改善のヒント
ユーザー数(PV数) サイトを訪れた人の数 少ない場合は、SEO対策やSNSでの集客を強化。
エンゲージメント率 ユーザーが内容に興味を持ったか 低い場合は、コンテンツの質や読みやすさを改善。
コンバージョン率(CVR) 成果に至った割合 低い場合は、導線設計やフォームの使いやすさを改善。
ポイント: 闇雲にアクセス数だけを追うのは危険です。あなたのビジネスに繋がる「質の高いユーザー」が、最後に「問い合わせ」という行動を起こしているかを見極めることが重要です。

4. Webサイトを「資産」に変える具体的な運用アクション

① 質の高いコンテンツ(記事)の継続的な追加

「お客様が抱えている悩み」を解決する記事を増やしましょう。記事が増えるほど、サイト全体の専門性が上がり、SEO効果が蓄積されます。

② 既存コンテンツのリライト

検索順位が高い記事の情報を最新に更新したり、文末に問い合わせへの誘導(CTA)を強化したりすることで、さらに成果を高めます。

③ 施工事例や「お客様の声」の更新

「自分と同じ悩みが解決された事例」を見たユーザーは、成約に至る確率が劇的に高まります。鮮度の高い情報をアップし続けましょう。

④ 内部SEOと表示スピードのメンテナンス

画像サイズが大きすぎて表示が重くなっていないか、リンク切れが起きていないかなど、技術的な面も定期的にチェックします。

5. PDCAを停滞させないための「運用の落とし穴」と対策

  • すぐに成果が出ると期待しすぎる: SEOは成果が出るまで3ヶ月〜半年はかかります。短期的な数字に一喜一憂せず、まずは半年続ける仕組みを作りましょう。
  • 運用を片手間にしてしまう: 「時間が空いた時に更新する」ではなく、毎週のスケジュールの中に「サイト運用の時間」を固定しましょう。
  • 作る側の視点に偏ってしまう: 常に「ユーザーが今、知りたいことは何か?」という視点を持ってコンテンツを作成しましょう。

6. Web制作会社と「伴走型」のパートナーシップを築く

社内にWeb担当者がいない場合は、公開後のサポートが手厚い制作会社を選ぶことが成功の鍵です。単なる保守管理だけでなく、データに基づいた改善提案をしてくれるパートナーがいれば、より確実に成果を積み上げることができます。

まとめ:今日からWebサイトの「育成」を始めよう

Webサイトは、公開した時が「誕生」です。そこからどう育て、どう成果に繋げるかは、あなたの運用次第です。

  • 目標を決め(P)
  • 記事を書き、事例を上げ(D)
  • データを見て(C)
  • さらに使いやすく直す(A)

このサイクルを地道に回し続けることで、あなたのサイトは競合他社が追いつけないほどの強力な資産へと変わります。1年後、あなたのサイトが勝手にお客さんを連れてきてくれる状態を目指しましょう。

もし、「今のサイトのどこを直せば成果が出るのか分からない」「PDCAの具体的な回し方を知りたい」というお悩みがありましたら、いつでも私たちMK-Designにご相談ください。あなたのWebサイトを資産に変えるお手伝いをいたします。

とりあえず、今回はここまで...。

お仕事のご依頼は下記より...、それではまた次回...。