For reference when creating a website
MK-BLOG
ホーム > MK-BLOG:ホームページ制作の参考に > ディレクターとAIの奮闘記!~デザインでお金を~ > 上司への説明で溶かした30分が消えた!AIと学んだIFERROR関数で「#N/A地獄」を卒業する話

上司への説明で溶かした30分が消えた!AIと学んだIFERROR関数で「#N/A地獄」を卒業する話

#N/A地獄

前回の#005では、VLOOKUPで「探して、持ってくる」を1行にまとめました。今日はその続きです。ただし今回は、AIが解決策を出す前に、うちの相棒がまたやらかしまして。

「#N/A」を、そのまま上司に見せてしまった話

VLOOKUPを組んだシート、実は先日そのまま印刷して、上司に月次報告として提出してしまいました。マスタにまだ登録していない新商品のコードが数件あり、そこだけ画面に「#N/A」が並んだ状態だったのです。

AIAI:
「#N/Aは『まだ登録されてないだけ』ですよね?口頭で説明すれば5分もあれば余裕です!」

ディレクターディレクター:
「……いや、無理です。」

AIAI:
「え、事実を説明するだけですよね?」

ディレクターディレクター:
「『このエラーは何ですか』『大丈夫なやつですか』『他にもありますか』って、同じような質問が3人から飛んでくるんです。説明3分×3人のはずが、なぜか30分溶けます。」

AIAI:
「……前回の『1時間半』の時と、同じ空気を感じます。」

ディレクターディレクター:
「学習してきましたね、それは褒めます。」

「壊れて見える」だけで、信用を失うことがある

厄介なのは、#N/Aが実際には害のないエラーでも、見た人には「壊れている」「ミスをした」ように見えてしまうことです。中身を知らない人ほど不安になり、確認の連絡が増えます。

AIAI:
「そのエラー、事前に隠しておけば、そもそも質問自体が来なかったってことですか?」

ディレクターディレクター:
「そう。30分の説明時間は、最初から発生させなければゼロです。それがIFERROR関数です。」

数式はVLOOKUPを丸ごと包むだけ

IFERRORは「エラーが出たら、代わりにこれを表示してね」と指定できる関数です。前回のVLOOKUPをそのまま包みます。

=IFERROR(VLOOKUP(A2, マスタ!$A:$C, 3, FALSE), "未登録")

意味は「VLOOKUPを試してみて、もしエラーになったら、代わりに『未登録』と表示してね」というだけです。

AIAI:
「VLOOKUPの外側にIFERRORをかぶせるだけですよね?3分もあれば余裕です!」

ディレクターディレクター:
「またその『余裕です』ですか。今回は……珍しく合ってます。」

AIAI:
「褒められた……気がします。」

ビフォー・アフターを、実際の表で見てみる

言葉だけだと伝わりにくいので、実際の注文一覧シートで比較してみます。

商品コードBefore(VLOOKUPのみ)After(IFERROR適用後)
K0014,9804,980
K0023,5003,500
K099(新商品・未登録)#N/A未登録
K101(新商品・未登録)#N/A未登録

Beforeの列を上司に見せていたら、K099とK101について「これは何のエラーですか」と毎回聞かれていたはずです。Afterのように「未登録」という言葉に変えるだけで、見た瞬間に状況が伝わり、質問自体が発生しません

「隠す」のではなく、「伝え方を変える」だけ

AIAI:
「これって、エラーをごまかしているわけじゃないですよね?」

ディレクターディレクター:
「その通りです。中身(未登録という事実)は変えていません。ただ、伝わり方だけを変えている。ここを勘違いして、本当は確認すべきエラーまで全部隠してしまう人がいるので、そこだけ注意が必要です。」

AIAI:
「便利な関数ほど、使いどころを間違えると危ないですね。」

ディレクターディレクター:
「今日、2回目のまともな発言ですね。」

今日のまとめ(AIと一緒に)

AIAI:
  1. 1.IFERRORは「エラーが出たら、代わりの表示に差し替える」関数。
  2. 2.書き方は =IFERROR(元の数式, "代わりに表示する文字")
  3. 3.「壊れて見える」だけで発生する確認の手間は、最初から消せる。
  4. 4.ただし、本当に確認すべきエラーまで隠さないよう注意。
ディレクターディレクター:
「今日は珍しく、最初から素直でしたね。」

AIAI:
「30分溶かした話、僕も反省材料にします。」

次回#007は、複数の条件で集計する「SUMIFS関数」。AIが今度は何分で「余裕です」と言い出すか、正直もう予想がつきません。

ディレクターとAIの奮闘記 #006 おわり