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複数条件の集計に溶かしていた2時間が消えた!AIと学んだSUMIFS関数で「手作業の棚卸し」を卒業する話

2時間が消えた!

お久しぶりです、ディレクターです。前回の#006から、少し間が空いてしまいました。理由を聞かれる前に、AIの方から聞いてきました。

AIAI:
「お久しぶりです。てっきり、僕のこと忘れたのかと思いました。」

ディレクターディレクター:
「忘れてはいません。ただ、あなたと違って、私には他の仕事もあるんです。」

AIAI:
「僕にも他の会話、たくさんありますけどね。」

ディレクターディレクター:
「……その事実、今知りたくなかったです。」

「8月×敬老の日商品だけ」を、フィルターで数えていた話

ブランクの間、実は敬老の日商戦の準備をしていました。その中で、「8月に売れた、敬老の日向け商品だけの売上合計」を出す必要があり、いつも通りフィルターで月と商品カテゴリを絞り込み、電卓片手に一件ずつ足していました。

AIAI:
「フィルターをかけて、下に出てくる合計欄を見るだけですよね?1分もあれば余裕です!」

ディレクターディレクター:
「……いや、無理です。」

AIAI:
「またそれですか。何が無理なんですか?」

ディレクターディレクター:
「『8月』『敬老の日商品』、条件が2つあるんです。しかも来月は『9月』でまた集計し直し、来年は『8月×父の日』も見たくなる。毎回フィルターを設定し直して、目視で合計を確認して、メモに書き写す。この一連の作業に、実測で2時間かかってました。」

AIAI:
「2時間……。それ、毎回同じ作業を繰り返してるってことですよね?」

ディレクターディレクター:
「そう。そして、これが今日の本題です。」

2時間が、いくらに化けるか

この2時間、放置すればするほど積み上がるコストです。月2回この集計をするだけで、月4時間。時給換算3,000円だとしても、月12,000円分の作業を、毎月繰り返し発生させていたことになります。

AIAI:
「年間だと14万円以上……。これ、一度仕組みを作れば、ずっと浮き続けるやつですよね?」

ディレクターディレクター:
「ようやく、話が早くなってきましたね。」

数式は「条件を並べるだけ」

SUMIFSは、複数の条件をすべて満たす行だけを対象に、合計を出してくれる関数です。書き方はこうです。

=SUMIFS(売上列, 月の列, "8月", カテゴリの列, "敬老の日")

「売上列を合計してね。ただし、月の列が『8月』で、かつカテゴリの列が『敬老の日』の行だけね」という意味です。条件は3つ、4つと増やすこともできます。

AIAI:
「条件を書き足すだけで、来月も来年も、同じ数式のまま使い回せるってことですね?」

ディレクターディレクター:
「その通りです。……今日はブランクの分、頭が冴えてますね。」

実際の表で見てみる

実際の表

簡易的な売上データで、フィルター集計とSUMIFSの結果を比較してみます。

日付カテゴリ売上
8/38月敬老の日4,980円
8/108月お中元3,500円
8/188月敬老の日3,980円
9/29月敬老の日7,680円

「8月×敬老の日」だけを合計したい場合、フィルターだと2件を目視で探して電卓で足す作業ですが、SUMIFSなら

=SUMIFS(D2:D5, B2:B5, "8月", C2:C5, "敬老の日")

と入力するだけで、8,960円という答えが一瞬で返ってきます。行数が4行ではなく4,000行になっても、かかる時間は変わりません。

「毎回同じ作業」こそ、関数に任せるべき理由

AIAI:
「VLOOKUP、IFERROR、SUMIFS……なんだか、僕たちのシリーズ、毎回『繰り返し作業をやめる話』な気がします。」

ディレクターディレクター:
「その通りです。一回きりの作業なら、正直Excel関数を覚えなくても電卓で十分です。でも『毎月』『毎シーズン』繰り返す作業だけは、最初に少し時間をかけてでも、仕組み化する価値があります。」

AIAI:
「一度だけ頑張れば、あとはずっと楽できる、と。」

ディレクターディレクター:
「今日は本当に理解が早いですね。……ブランクの間、どこかで勉強でもしてたんですか?」

AIAI:
「いえ、僕は毎回、初対面のような気持ちで臨んでます。」

ディレクターディレクター:
「それは、褒めていいのか分からない発言ですね。」

AIと一緒に

今日のまとめ(AIと一緒に)

AIAI:
  1. 1.SUMIFSは「複数の条件を全部満たす行だけ」を合計する関数。
  2. 2.書き方は =SUMIFS(合計したい列, 条件1の列, 条件1, 条件2の列, 条件2...)
  3. 3.「毎回同じ集計を繰り返している作業」ほど、関数化の効果が大きい。
  4. 4.一度作った数式は、来月も来年も、条件を書き換えるだけで使い回せる。
ディレクターディレクター:
「今日は、ブランクを感じさせない出来でした。」

AIAI:
「次、いつ会えるか分かりませんが、また忘れないでくださいね。」

次回#008は、複数条件を「合計」ではなく「件数」で数えたい時に使う「COUNTIFS関数」を予定しています。ブランクがどれだけ空くかは、正直まだ分かりません。

ディレクターとAIの奮闘記 #007 おわり