For reference when creating a website
MK-BLOG
ホーム > MK-BLOG:ホームページ制作の参考に > ディレクターとAIの奮闘記!~デザインでお金を~ > 月次レポート作成に半日溶かしていた地獄から抜け出した話。VLOOKUP・IFERROR・SUMIFS・COUNTIFS・IF・IFS、全部乗せで作る自動集計表

月次レポート作成に半日溶かしていた地獄から抜け出した話。VLOOKUP・IFERROR・SUMIFS・COUNTIFS・IF・IFS、全部乗せで作る自動集計表

半日溶かしていた地獄

前回の#009では、IF・IFS関数で在庫表示を自動化しました。シリーズもここで折り返し。今日は総集編として、これまで学んだVLOOKUP・IFERROR・SUMIFS・COUNTIFS・IF・IFSを1枚の月次レポートにまとめて使います。

月末、いつも半日消えていた

毎月末、商品マスター・注文データ・在庫表・クーポン使用履歴、バラバラの表を突き合わせてコピペし、月次レポート1枚に仕上げていました。手作業だと半日仕事で、しかも数字がずれていないか毎回不安でした。

AIAI:
「半日ですか。それ、僕らが#001から積み上げてきた関数、全部使えば数分ですよ。」

ディレクターディレクター:
「今日はやけに自信満々ですね。」

AIAI:
「せっかくなので、この際レポートだけじゃなく、経営判断も僕がやりましょうか。仕入れも広告予算も、全部数字で決めます。」

ディレクターディレクター:
「……いや、無理です。」

AIAI:
「またそれですか。折り返し地点まで来て、僕の『全部いける』癖、直ってなかったですね。」

ディレクターディレクター:
「数字を集計するのと、経営判断を下すのは別の話です。今日はあくまで、バラバラの表を1枚にまとめる部分だけ、一緒にやりましょう。」

AIAI:
「わかりました……。でも半日が数分になるのは、本当ですよ。」

6つの関数、それぞれの役割をおさらい

まず、これまで登場した関数がレポートのどこを担当するか、役割分担を整理します。

  • VLOOKUP:商品コードから商品名・価格を呼び出す(#004など)
  • IFERROR:該当データがない時にエラー表示ではなく空欄にする(#006)
  • SUMIFS:条件に合う売上金額を合計する(#007)
  • COUNTIFS:条件に合う注文件数を数える(#008)
  • IF・IFS:在庫や売上の状況に応じて表示を切り替える(#009)

これらを1枚の表の中で、列ごとに役割分担させます。

1枚のレポートに統合する

1枚のレポートに統合

商品コードを起点に、以下のように列を並べます。

商品名  =IFERROR(VLOOKUP(商品コード, 商品マスター, 2, FALSE), "商品未登録")
今月売上 =SUMIFS(売上額, 商品コード範囲, 商品コード, 日付範囲, ">=今月1日")
注文件数 =COUNTIFS(商品コード範囲, 商品コード, 日付範囲, ">=今月1日")
販売状況 =IFS(在庫数=0, "売り切れ", 在庫数<=5, "残りわずか", 在庫数>5, "販売中")

商品コードさえ入力すれば、商品名の呼び出し(VLOOKUP・IFERROR)、今月の売上と件数の集計(SUMIFS・COUNTIFS)、在庫状況の表示(IFS)まで、横一列で自動的に埋まります。

実際の表で見てみる

商品コード商品名今月売上注文件数販売状況
SK-001男前セット¥128,40018売り切れ
SK-002AI厳選セット¥312,90047残りわずか
SK-099商品未登録¥00売り切れ
SK-004ディレクターのおすすめ¥89,60011販売中

SK-099のように商品マスターに存在しないコードが紛れ込んでも、IFERRORのおかげでエラーで表が崩れることはなく、「商品未登録」の一行として気づける形で残ります。これは、システムに登録し忘れた商品や、旧コードのまま残ってしまった注文データを見つける手がかりにもなります。

今日のまとめ(AIと一緒に)

AIAI:
  1. 1.6つの関数は、それぞれ「呼び出す」「エラーを防ぐ」「合計する」「数える」「表示を切り替える」という別々の役割を持っている。
  2. 2.役割ごとに列を分けて組み合わせれば、1枚の表の中で全部が連動する。
  3. 3.商品コード1つ入力するだけで、名前・売上・件数・状況が一気に埋まる状態がゴール。
  4. 4.ただし、その先の経営判断まで関数に任せるのは、また別の話。
ディレクターディレクター:
「半日仕事が、数分になりました。」

AIAI:
「言ったとおりでしょう。次は、経営判断の話も……」

ディレクターディレクター:
「……いや、無理です。」

経営判断

次回#011からは後半戦。集計した数字を、グラフや条件付き書式で「見える化」していく回を予定しています。

ディレクターとAIの奮闘記 #010 おわり