前回の#009では、IF・IFS関数で在庫表示を自動化しました。シリーズもここで折り返し。今日は総集編として、これまで学んだVLOOKUP・IFERROR・SUMIFS・COUNTIFS・IF・IFSを1枚の月次レポートにまとめて使います。
毎月末、商品マスター・注文データ・在庫表・クーポン使用履歴、バラバラの表を突き合わせてコピペし、月次レポート1枚に仕上げていました。手作業だと半日仕事で、しかも数字がずれていないか毎回不安でした。
AI:
ディレクター:
AI:
ディレクター:
AI:
ディレクター:
AI:まず、これまで登場した関数がレポートのどこを担当するか、役割分担を整理します。
これらを1枚の表の中で、列ごとに役割分担させます。
商品コードを起点に、以下のように列を並べます。
商品名 =IFERROR(VLOOKUP(商品コード, 商品マスター, 2, FALSE), "商品未登録")
今月売上 =SUMIFS(売上額, 商品コード範囲, 商品コード, 日付範囲, ">=今月1日")
注文件数 =COUNTIFS(商品コード範囲, 商品コード, 日付範囲, ">=今月1日")
販売状況 =IFS(在庫数=0, "売り切れ", 在庫数<=5, "残りわずか", 在庫数>5, "販売中")
商品コードさえ入力すれば、商品名の呼び出し(VLOOKUP・IFERROR)、今月の売上と件数の集計(SUMIFS・COUNTIFS)、在庫状況の表示(IFS)まで、横一列で自動的に埋まります。
| 商品コード | 商品名 | 今月売上 | 注文件数 | 販売状況 |
|---|---|---|---|---|
| SK-001 | 男前セット | ¥128,400 | 18 | 売り切れ |
| SK-002 | AI厳選セット | ¥312,900 | 47 | 残りわずか |
| SK-099 | 商品未登録 | ¥0 | 0 | 売り切れ |
| SK-004 | ディレクターのおすすめ | ¥89,600 | 11 | 販売中 |
SK-099のように商品マスターに存在しないコードが紛れ込んでも、IFERRORのおかげでエラーで表が崩れることはなく、「商品未登録」の一行として気づける形で残ります。これは、システムに登録し忘れた商品や、旧コードのまま残ってしまった注文データを見つける手がかりにもなります。
AI:
ディレクター:
AI:
ディレクター:
次回#011からは後半戦。集計した数字を、グラフや条件付き書式で「見える化」していく回を予定しています。
ディレクターとAIの奮闘記 #010 おわり