前回の#010では、VLOOKUP・IFERROR・SUMIFS・COUNTIFS・IF・IFSを1枚に統合し、月次レポートを数分で作れるようになりました。今日からは後半戦。数字を「並べる」段階から、「伝わる」段階に進めます。
#010のレポートを月初のミーティングで共有したところ、反応は薄いものでした。数字は正確なのに、誰も気に留めてくれません。よく見ると、原因は表そのものにありました。数字がずらっと並んでいるだけで、どこが良くて、どこがまずいのか、パッと見て分かる状態になっていなかったのです。
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ディレクター:
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条件付き書式は、指定した条件に当てはまるセルだけ、自動で色や書式を変える機能です。#010の「販売状況」列に、こう設定します。
ホーム → 条件付き書式 → セルの強調表示ルール → 文字列
「売り切れ」を含むセル → 赤色で塗りつぶし
「残りわずか」を含むセル → 黄色で塗りつぶし
この一手間で、数字を目で追わなくても、赤いセルにだけ目が行くようになります。手作業で色を塗っていた頃は、更新のたびに塗り直しが必要でしたが、これなら在庫数が変わるたびに色も自動で切り替わります。
もう一つ、今月の売上を先月と比べたい時、表の数字を目で比較するのは意外と骨が折れます。ここは棒グラフの出番です。
今月売上・先月売上の2列を範囲選択 → 挿入 → 縦棒グラフ
数字を目で追わなくても、棒の高さの差がそのまま「伸びた」「落ちた」を伝えてくれます。表とグラフ、両方載せる必要はありません。判断が必要な人には、まずグラフだけ見せれば十分です。
| 商品名 | 今月売上 | 販売状況 |
|---|---|---|
| 男前セット | ¥128,400 | 売り切れ |
| AI厳選セット | ¥312,900 | 残りわずか |
| ディレクターのおすすめ | ¥89,600 | 販売中 |
色がついているのは2行だけ。この2行こそ、今月中に手を打つべき商品です。表を作った本人が説明しなくても、色を見ただけで「ここを見ればいい」と伝わる状態になりました。
AI:
ディレクター:
AI:次回#012では、複数シートにまたがるデータを1つにまとめる、シート横断の集計を扱う予定です。
ディレクターとAIの奮闘記 #011 おわり