前回の#020では、ピボットテーブルにスライサーを付けて、取引先や年をボタンひとつで切り替えられるようになりました。社長にも好評で、ディレクターはご満悦です。ところが、その日の夕方、社長がぽつりと言います。
ディレクター:
AI:
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ディレクター:
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ディレクター:
AI:
ピボットグラフは、ピボットテーブルと直結したグラフです。ピボットテーブルが変われば、グラフも一緒に変わります。そして、スライサーはピボットテーブルを切り替えるものなので、スライサーを押すと、グラフも連動して動きます。新しい設定は、実はほとんど要りません。
その前に、グラフが見やすくなるよう、ピボットテーブルの並びを少しだけ見直します。
| エリア | 入れる項目 | グラフでの役割 |
|---|---|---|
| 行 | 日付(月) | 横軸(月が左から右へ並ぶ) |
| 列 | 取引先 | 線の種類(取引先ごとに1本ずつ) |
| 値 | 金額(合計) | 縦軸の高さ |
#019では、行に取引先、列に日付を置きました。グラフでは、行に置いた項目が横軸になるので、「月ごとの推移」を見たいときは、行と列を入れ替えておくのがコツです。
1. ピボットテーブルの中のセルを1つ選択
2. ピボットテーブル分析タブ → ピボットグラフ
3. 「折れ線」(または「縦棒」)を選んでOK
4. ピボットテーブルの横や下に、グラフが現れる
これで、#020で作ったスライサーのボタンを押すと、表も、グラフも、同時に切り替わるようになりました。
ディレクター:
AI:取引先が20社あるまま、すべて選んだ状態で折れ線グラフを出すと、20本の線が重なり合って、何が何だか分からなくなります。これは、ピボットグラフに限らず、折れ線グラフの宿命です。
・スライサーで、1社〜数社に絞ってから見る前提にする
・全社をまとめて見たいときは、折れ線ではなく「積み上げ縦棒」に切り替える
(ピボットグラフを選択 → ピボットグラフ分析タブ → グラフの種類の変更)
・「上位◯社だけ表示」したいときは、ピボットテーブルの取引先に
トップテンフィルターをかける
スライサーを付けた画面なら、「見たい1社を押す」使い方が基本になります。初期の表示は、全社の合計(または主要な数社)にしておくと、開いた瞬間に迷わず読めます。
・グラフ上の「フィールドボタン」を非表示
→ ピボットグラフ分析タブ → フィールドボタン → すべて非表示
・グラフの色を、#017のコーポレートカラーに合わせる
・表示タブ → 「目盛線」のチェックを外し、画面の背景を白くする
・配置の目安:上にスライサー、中央にグラフ、下か右に集計表
フィールドボタンとは、グラフの隅に出てくる「取引先▼」「日付▼」などの小さなボタンです。スライサーがあれば不要なので、消しておくと、画面がぐっと整います。
#019で書いた通り、ピボットテーブルは、元データを変えても自動では更新されません。当然、ピボットグラフも同じです。今月分の行を追加したら、データタブ → すべて更新を押すと、表とグラフが一緒に最新になります。
AI:
ディレクター:
AI:
ディレクター:次回#022では、ここまでに作った集計画面を、A4用紙1枚にきれいに収めて、PDFで出力する方法を扱う予定です。
ディレクターとAIの奮闘記 #021 おわり